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2005年04月10日

診療科別開業天気予報 内科は曇り時々雨 精神科は晴れ

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 今月号の日経メディカルが面白い特集をしています。

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 診療科別の医業開業「天気予報」です。

医療界では今、開業ブームを迎えている。新設医大の卒業生が”開業適齢期”を迎えているからだ。一方、開業を取り巻く環境は診療科によって大きく異なる。

 三十歳代後半から五十歳代前半の医師人口が増える上、病院数の減少でポストが不足、また病院の外来縮小などもあって、勤務医が開業を促されるケースもあるようです。そこで「開業狙い目なのはどの診療科か」という記事です。
 競合状態の判断基準は一診療所あたりの一日平均患者数。一ヶ月あたりの患者来院数を診療所数で割り、各都道府県別の一ヶ月あたり診療実日数で割ったものを基準に「晴れ」「曇り」などの判定を下しています。

 その結果、内科は最も厳しく「曇り時々雨」、小児科は「曇り」だが少子化の影響は意外にも大きくなく、今後は追い風ムード。規模縮小以上に人手不足が深刻なほか、お母さんのニーズを汲み取れる医師が求められているようです。先月の日経メディカルでも「小児科には二人の患者がいる、子供と共にお母さんの不安を癒せないとダメだ」といった内容がありました。
 精神科は「晴れ」。社会的ニーズの高まりもあり、好調です。患者一人あたりの診療時間が多いのが難点ですが、一日十五人程度で採算ラインに達することが多いそうです。「患者単価は内科より二三割高く、開業費用は内装費くらいなので2000万円程度で十分」。
 皮膚科は地域によるバラツキが大きく、東北・九州では来院数が多く、アトピー外来・アレルギー外来などのニーズも高い、とのこと。シミ治療やプチ整形など、自由診療の幅が広いのも魅力的。
 整形外科・産婦人科は「曇り」。整形外科では「リラックスして待ち時間を過ごして欲しい」と足浴や手浴のスペースを設けている医院が紹介されています。またぎっくり腰を繰り返す「リピーター」にペインクリニックが好評、とのことです。

 こういう裏側を覗いてみることは、賢い医療消費者になるためにも有効なように思います。医療者にとって「雨」のところは、医療消費者にとっては「晴れ」な場合もあるわけです。
 病気になるなら内科系疾患ですよ!(笑)

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