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2005年04月14日

ジェネリック薬の個人輸入

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 ジェネリック専門の個人輸入ショップがあります。

 ジェネリックとは、先発品(新薬)の特許満了後に、製造発売される医薬品です。商品名ではなく一般名(ジェネリック)で呼ばれることが多いことから、「ジェネリック」と通称されています。
 薬には特許があって、他の製薬会社が製造・販売することは出来ません。しかし一定期間が過ぎ特許が満了した医薬品は公共財と見なされ、他の製薬会社が同種、同効の薬を製造・販売することが出来ます。ジェネリックとは、この時発売される後発医薬品のことです。
 有効成分や投与経路、用法・用量、効能・効果が同等であるとされ、研究・開発コストを節約できるためにブランド品よりずっと価格が抑えられるのが特徴です。

 日本ではまだまだ認知度の低いジェネリックですが、欧米では50%近いシェアに達しています。背景にあるのは、医療費の抑制という問題です。米国では、マネージドケアというシステムによって、ジェネリックの処方を要求されることすらあります。医療消費者の希望によりブランド品を選ぶこともできますが、その場合は差額を負担しなければならないようです。
 日本でも2002年から処方箋にジェネリック名を表記することが義務づけられ、薬局についても、ジェネリック医薬品の調剤を行った場合に、先発医薬品のみの場合に対するインセンティブが導入されています。

 「同じ効果で安い薬」と、良いことづくしのようなジェネリックですが、なかなか普及が進まないのには、医師の間でのジェネリックに対する不信があります。
 利益率の問題などから、生産が中止されることが比較的多い、などが問題になることがあります。製造工程の管理が十分ではない、という指摘もあります。また「成分が同じ」と言っても、米国の法律では、薬の生物学的同等性(薬物が体内循環血中に入る速度と量)は、最大で20%の違いまで合法です。
 とはいえ、実際に認可されたジェネリックでは10%を超えることもほとんどない、と言います。以前に「なぜジェネリックを使わないのか」という医師向けアンケートを見たことがありますが、「なんとなく不安だから」というのがトップだった記憶があります。
 人の命を預かるお仕事ですから、少しでも確実な方を選ぶ、というのも理解できますが、医療消費者にとっては医療費も大きな問題です。

 こちらの個人輸入ショップでは、アルツハイマー病治療薬アリセプトのジェネリック、抗鬱剤パキシル(パクシル)や睡眠導入剤ドリエルのジェネリック、さらにED治療薬シアリスやバイアグラのジェネリックなど、メジャー医薬品のジェネリックが勢揃いしています。リピターという中性脂肪減量剤のジェネリックもありました。
 医師の処方でブランド薬を買った方が割安なことが多いですが、色々な事情で病院に行きにくい人も多いでしょう。わたしの友人でもパキシルを個人輸入している人がいますが、問題が問題だけに「病院に行きたくない」というのも理解できます。同じ個人輸入なら当然ブランド品よりリーズナブルです。


ジェネリック専門の個人輸入代行 アイジェネリックストア

『ジェネリック医薬品最新リサーチ2005』日本ジェネリック研究会 じほう 2,940円

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