ダッタン蕎麦と金粉
ダッタンそばというのを食べてみました。

「ルチン300倍」のアオリ文にひかれ、普通のもりそばより190円高にもめげず注文。
ルチンとはポリフェノールの一種で、抗酸化作用のほか、毛細血管を強化して内出血を防ぐ働きがあると言われています。蕎麦に多く含まれています。
ちょっと黄色っぽいいかにも身体に良さげなお蕎麦。オフィス街の立ち食いっぽいお蕎麦屋さんなのに蕎麦湯もあるし、小盛という選択肢もあって、わたし的には合格です。さらにこのダッタン蕎麦、金粉トッピング付き。
でも、お昼時の割にそんなには流行ってなかったんですよね。たまたまかもしれないし、まだ新しいお店らしいので、認知されていないのかもしれませんが、オフィス街のお蕎麦屋さんニーズと微妙にすれ違っている気もします。
このお店、蕎麦の種類は四種類、サイズが各々三種類、それとは別に「月見」「きつね」などの通常メニューや定食メニューがあります。種類とサイズでマトリクス的に選択できるようになっていて、一度この仕組みを理解してしまうと実にスッキリわかるですが、ファーストインプレッションではスッと入ってこないです。
こういうメニュー構造を考える精神というのはとても理解できて、かつ共感してしまうのですが、「とりあえず蕎麦でも食っとくか」なオジサンたちにはウケが悪い気がします。ルチンとかダッタンとか、もっと興味なさそうですし・・。
安い割にキレイなお店ですし、個人的には「量はいらない、混んでいなくて身体に良さげで安いもの」志向なのでピッタリだったのですが、オジサン受けしようと思ったら悲しいほど貧相なメニューの方が良いのかもしれません。
というか、あんまりウケるようになって混んでしまっても困るのですが(笑)。
このお店、壁にダッタンに関する薀蓄などが貼ってあるところも好きです。
不健康な健康オタクとしては情報を食べる悦びが味わえますし、加えて活字をオカズにご飯を食べるダメな習慣が染み付いてしまっているのです。
我ながら食を楽しむ心がまったくないと思いますが、人間の食事とは既に象徴化されたものであり、味にせよ料理の趣向にせよ情報を楽しんでいることには変わりありませんから、方向の違いと自分を慰めておきます。
ただ金粉は納得いきませんね。アレはなんなんですか。悪趣味としか思えません。
「殺菌効果がある」とのアオリですが、金はほとんど反応せずにそのまま体外に排出されるはずですし、仮に何らかの「効果」があったとしても、ルチンの百分の一もエヴィデンスが取れていない気がします。純度が低かったらむしろ害になる可能性もあるように思うのですが・・。
金粉が乗っていたりするとそれだけでいかがわしく、ルチンを信じる健康オタクの心が傷つくじゃないですか。というか、金粉いらないのでちょっと安くしてください。
周辺の立ち食い蕎麦屋さんとは明らかに志向が違うのですから、野菜やキノコを沢山使った健康臭いメニューにシフトして、女子ウケ狙いで行ってくれると良いんですけれどね。
会食恐怖で一人ごはん専門人間なので、わたしは人とは行かないですけどね。って、そんな人に評価されているようではお店が心配ですね・・。
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ダッタン蕎麦と金粉
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