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2005年06月25日

生きない生き方

 生まれていない者には死にようもない。
 これこそ強迫的防衛の核心だが、それでもなお、生まれてしまったことを「知って」はいる。
「何も悪いことなどしていないのに!」
 そう叫ぶ時、既に冒した罪の名をわかっている。

 ただ防衛が強固なのは、正にこの罪自体によってもさらに、「生き地獄の刑」に正当性が加えられるところにある。
 刑期が終わるまでは死ぬことはないし、生まれることもない。

 それも「生き方」というなら、生きないより他に生きる方法などないのかもしれない。

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